はじめに
はじめに
弊社の化粧品への取り組み方
一般に女性は20歳代を頂点として、その皮脂の分泌量は減少していくといわれています。しかし、最近の流行商品の多くは油分をほとんど含まない水性ゲル剤が主流をなしており、多くの女性が肌の乾燥や油分不足を感じています。
私は化粧品の潤いを保つ等の本来の効能効果は○○エキス等にあるのでなく、そのベース処方にこそあるのだと考えています。
昨今の化粧品業界は競争が激しく、日々の新製品開発や他社製品の分析業務の中で、○○配合や○○無添加又は○○高配合といったキャッチコピーばかりが強調されたり、低価格競争もあり低コスト化が進んだために、基本がおろそかになっている商品が多いのではないかという疑問を抱いていたものです。
しかし、これは添加剤の配合自体を否定しているものではありません。
基本処方をしっかりと構築した上での、プラスαとしての添加剤等の適切な配合は、有用であると考えています。
そこで、私は34年の処方開発の経験を生かしてお客様に満足していただける化粧品を開発販売するために、独立いたしました。
弊社としては基本的に化粧品としての機能、安全性を重視し、中身を大切にして○○配合や○○無添加又は○○高配合といったキャッチ優先手法はとらないことにしています。そのため、説明不足と感じられるかもしれません。
しかし、製品が全てを語ると考えて皆様のご意見、ご要望を受けながら更なる開発・改良をしていきたいと思っています。
第一弾として皮膚本来が持つ皮脂の組成比に近いスキンクリームをセバムクリームとして発売することにいたしました。初めて耳にする会社名なので気になる様な事柄は、皆様のお声を聞きながらQ&A集にまとめているところです。